2017年3月26日日曜日

第36回 佐倉朝日健康マラソン

シーズンの締めくくりとして恒例の佐倉マラソン。今回は趣向を変え、3時間かけて走ってみました。



出場の抱負


佐倉朝日健康マラソンは毎年3月の最終日曜に開催されます。3月末は気温が安定しませんが、涼しくなれば好記録を狙いやすい大会で、昨年の2016年大会では自己ベストを出しました。

今年も自己ベスト更新を狙って出場することも考えましたが、地元で開催され多くのラン仲間も関わっている大会なので、今回はあえて3時間かけて走り、ペースランナーや印旛沼のヒーローに着いていくことにしました。

レース当日


今年は昨年に続いて気温が低くなったうえ、日中は雨が降る予報で、走りやすいマラソン日和になりました。

スタート2時間前の7時30分頃に会場入り。

ラストの直線。ここへ元気に帰ってきたい。

今年も会場には印旛沼ヒーローのスゴインバーの一員、アカインバーが来ていました。昨年果たせなかったサブ3を今年も狙うつもりのようです。

今年も会場にアカインバーが出現。

ペースランナーと記念撮影。3時間を狙うらしい。

スタート前のステージでは、昨年に続いて今年もアカインバーのトークショーが行われていました。昨年は自己ベスト更新に向けて野球場で荷物預けをしながら放送で聞きましたが、今年は記録を狙わないのでステージ前でのんびり観覧しました。

(Twitterだと2分20秒までの動画しか投稿できないのでBloggerの動画にしました。スマホだとうまく表示されないかもしれないのでPCでご覧ください。)


佐倉マラソンは持ちタイムによるブロック分けではなく当日の自己申告で目標タイムのエリアに整列する方式で、昨年は20位以内を狙っていたので先頭に並びましたが、今年は3時間以内エリアの後ろのほうにのんびり整列しました。スタートする頃になると雨が降り始めてきました。

岩名陸上競技場のスタート地点。

目標3時間以内のエリアは狭い。スタート前は大混雑。

スタート時間が近づくと競技場のトラックでアップ。

コースは例年同様、佐倉の田園地帯や印旛沼周辺を周回するルートです。何か所かあるアップダウンを除けばフラットなコースで、気温や風などの条件が良ければタイムを狙いやすいです。



ちなみに、PCでこの地図のタイトルをクリックしてルートラボのページを見ると、3時間のペースランナーがどこを何時何分何秒に通過していたかわかるので、来年以降佐倉でサブ3を狙う方は参考にしてみてください。

レース展開


0km~5km 21:00 (4:12/km)

1km 4:27
2km 4:09
3km 4:00
4km 4:11
5km 4:13


スタート後に3時間のペースランナーを発見したので、普段は自分一人でペース管理をしますが、たまにはペースランナーの仕事を観察しながらアカインバーと一緒にサブ3を目指そうと思い、今回は初めて着いていってみました。

岩名運動公園の陸上競技場をスタートしてすぐに下り坂になり、昨年は先頭からスタートして3:30/kmで下っていきましたが、コースが狭いこともあり、目標3時間以内のエリアといえども後方は渋滞していました。

1km地点を過ぎて幹線道路に出てからは道幅が広くペースを上げられるようになります。

2km過ぎからの下り坂でペースが4:00/kmまで上がりましたが、それでスタートのロスを取り戻すと、再びペースを落としてサブ3ペースの4:15/kmより僅かに早いラップで刻んでいきました。

5km~10km 21:04 (4:13/km)

6km 4:03
7km 4:14
8km 4:12
9km 4:17
10km 4:18


5km地点を過ぎると緩やかな登りが終わっていっきに下り、その後はしばらくフラットになります。登りからフラットに転じるせいか、昨年同様、同じ感覚のペースで走っていても6kmのラップは急に上がりました。

その後は酒々井で折り返して佐倉方面へ田んぼの中のフラットな道を進んでいきます。

アカインバーもサブ3ペーサーの集団に着いてきていましたが、8km地点でペースを上げて先に行きました。

8km過ぎで左折して田んぼの真ん中を西に向かいます。ここはちょうど風の通り道なので、西風の日は向かい風を受けながら走りますが、今日は東風のため追い風になり、体感的には風を感じませんでした。そのぶん、35km過ぎからこのあたりを東向きに走るときは向かい風を受けることになりそうです。

10km~15km 21:14 (4:15/km)

11km 4:11
12km 4:19
13km 4:17
14km 4:13
15km 4:14


11km地点の給水所で、先に行ったアカインバーが立ち止まって給水していました。やはりあの格好では走りながら給水するのは難しいようで、きちんと給水するために先を急いでいたようです。給水が終わるとアカインバーはまた先に行きました。

その後も15km地点まではフラットな道が続きますが、雨で気温も低いおかげで呼吸も足もまったく疲れを感じず楽に走れました。先週の板橋のような気象条件だったらサブ3は問題ないとしても余裕度が少なくなっていたと思います。

15km~20km 21:01 (4:12/km)

16km 4:27
17km 4:09
18km 4:05
19km 4:07
20km 4:13


15km地点の表示を過ぎると佐倉マラソン最大の坂が始まり、急登が300mほど続きます。ペースを落として着実に登っていきました。

坂を過ぎるとフラットな道に戻り、18km地点を下りますが、ペーサーは坂の遅れを取り戻そうとして元のペースより上げすぎてしまったようで、坂のある区間なのに5kmラップは10km~15kmより速くなってしまいました。

そのためか、18kmの下りのあたりでアカインバーを抜かしました。19kmから印旛沼サイクリングロードに入り、ここから15kmかけて西印旛沼を1周していきます。

20km~25km 20:49 (4:10/km)

21km 4:10
22km 4:06
23km 4:08
24km 4:15
25km 4:10


ハーフ通過は1時間28分55秒。1分の貯金があり、ほぼイーブンで後半僅かに落ちてもサブ3が可能なペースで来ているようです。

しかし、ペーサーは終盤で予想される向かい風が気になったのか、追い風で稼げるうちに少し貯金を貯めたいと思ったようで、この5kmは最も早いラップタイムになってしまっていました。

25km~30km 21:21 (4:16/km)

26km 4:17
27km 4:15
28km 4:20
29km 4:14
30km 4:15


25km過ぎで舟戸大橋を渡ると印旛沼南岸のサイクリングロードに入り、ここからは東向きになるので、向かい風に備えて余力を蓄えるために再びペースを4:15/km程度に落としました。

道は狭くなるものの集団は前半より減ってきていますが、このあたりからは記録狙いから脱落したランナーがペースを落とし始めるため、合間を見て抜かしながら走る展開になりました。

2/3となる28km地点通過は1時間58分00秒。195mを1分と計算すると貯金は1分あり、残り1時間を耐えればサブ3が狙える位置です。

ふるさと広場の風車を過ぎ、29kmで竜神橋を渡り印旛沼東岸に入ると30km地点になります。

30km~35km 21:35 (4:19/km)

31km 4:19
32km 4:14
33km 4:20
34km 4:24
35km 4:18


32kmまでは北向きに走っていきます。まだ向かい風は始まっていませんが、先週の板橋から2週連続フルのためか、30kmを過ぎると多少の疲れを感じてきました。と言っても、ここまでは徒歩と同じくらいの負荷しか感じていなかったのが、多少疲れてきたかな、という程度で走るのに支障はありません。

32kmから東向きに変わり、向かい風を感じるようになってペースが落ちました。

33kmでサイクリングロードは終わり再び田んぼの中の道に入ります。

35km~40km 21:37 (4:19/km)

36km 4:30
37km 4:17
38km 4:22
39km 4:14
40km 4:14


田んぼの真ん中を東に向かって酒々井方面に走ります。ここは風の通り道になりやすく、前半が追い風だったぶん、今度は向かい風を受けてペースは4:20~4:30/kmまで落ちました。

ペーサーは周りのランナーから「このペースで大丈夫ですか」と聞かれていましたが、「ここでの向かい風に備えて中盤で少しタイムを稼いだので、38km地点の折返しまで踏ん張りましょう。そこからは追い風なのでペースを上げられます。」と答えていました。

30km~40kmで貯金を42秒使いましたが、前半で1分5秒の貯金を作っており、まだ23秒残っています。これをラストの坂で使っても、20~25kmの貯金が30秒程度あるので、ちょうどよさそうです。

37km過ぎを右折して向かい風は終わり、未舗装路を過ぎて38km地点になると、残り4kmは追い風です。

ここまではサブ3のペーサーは2人で走っていましたが、ここから追い風に合わせてペースを上げる人と、ギリギリ3時間を切れるようにふんばる人に分かれたので、早いほうのペーサーに着いていきました。

40km~42.195km 10:00 (4:33/km)

41km 4:16
42km 4:32
42.195km 1:12 (6:09/km)


41.7kmまではフラットな道を追い風に乗って走り、残り500mの表示から最後の登り坂が始まります。40km以上走った後の登り坂はこたえますが、佐倉マラソンも5回目になるとこれがないと佐倉とは言えないように感じてきました。

ペーサーは登り坂に入ると先導をやめてペースを落とし、ラストの坂でふんばるランナーを大声で励ましていました。42km地点の表示で登り坂は終わり、ラストは陸上競技場の直線になりますが、ここではさらにペースを落として、2時間台の表示が終わるまで駆け込むランナーを応援しました。

グロスタイム 2:59:41(4:16/km)
前半ハーフ 1:28:55(4:13/km)
後半ハーフ 1:30:46(4:18/km)

レース後


ゴールしてから陸上競技場のゴール地点でランナーを応援していました。

アカインバーは昨年同様3時間12分台でのゴールとなりましたが、昨年の自己ベストをわずかに更新したようです。

ラストの直線でランナーを応援。




アカインバーもサブ3.15でゴール。

力尽きたらしい。

アカインバーも少し休んでからゴール直前でランナーを応援していました。

赤い怪人もゴール直前で応援。

サブ4ランナーとハイタッチ!

アカインバーは会場で印旛沼ヒーローカードを配ろうとしていたようですが、誰ももらってくれなかったので持ち帰ったそうです。次回以降の活躍に期待しながら帰りました。

印旛沼ヒーローカード。その後どうなったのか…。


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